明け方までけっこう降っていた雨も上がりきらず
なんとなく小雨の中
思った通り誰にも会わなかった櫛形山
静寂に染まる森
原生林が美しい
気温が低くて
開花が遅れていたアヤメも
ほぼ満開
大地を一歩一歩踏みしめて
わずかに雨を肌に受け
うすら明るくても確かに暖かい太陽のぬくもりを
感じ
ときおり頬をなでる風が気持ちいい
森全体
山全体に意識を向け
しばらくボーっとしていたら睡魔に襲われたので
下山した
そして!
今日は山登りのあと
さらなるお楽しみを計画していたのだ
(つづく)